買取査定が相場より安い理由とは？｜岐阜市の不動産売却はセンチュリー21フジ開発｜センチュリー21フジ開発

こんにちは。岐阜市の不動産売却に強いセンチュリー21 フジ開発の上田です。

「不動産の買取査定をお願いしたら、思ったより安くてショックだった…」

そんな声を耳にすることがあります。

一般的に、仲介で売るよりも「買取」は査定額が安くなる傾向がありますが、
そこにはきちんとした理由があります。

今回は、買取査定が安く感じられる理由や、よくある誤解、
納得して売却を進めるためのポイントについて、わかりやすくご紹介します。

✅「買取」と「仲介」の違いとは？

まず前提として、不動産の売却方法には大きく分けて以下の2つがあります。

仲介（一般的な売却）

　→不動産会社が買主を探してくれる。売却価格は相場に近い。
　　売れるまでに時間がかかることも。

買取（直接買取）

　→不動産会社が物件を直接買い取る。売却スピードが早く、手間も少ない。
　　査定額は相場より低め。

仲介は時間がかかる反面「市場価格に近い金額で売れる可能性」があり、

買取はスピード重視ですが「価格面でのデメリット」があるのが一般的です。

✅買取査定が安くなる3つの理由

① 再販にかかるコストを見込むため

不動産会社が買い取った物件は、リフォームやクリーニング、
登記変更などを経て再販売用の商品として整える必要があります。

さらに、販売期間中の広告費、人件費、固定資産税などもかかるため、
これらのコスト分を差し引いています。

また、再販による利益が出ないと不動産会社も買い取った物件を整えて
再販するだけのボランティアになってしまうため、
会社として必要な利益を得られるよう、バランスを見て買取査定金額を設定しています。

② 万が一売れ残った場合リスクを負うから

買い取った物件がすぐに売れるとは限りません。

もし長期間売れなければ、不動産会社は在庫リスクや資金負担を抱えることになります。

そのため、ある程度リスクを見越して安全ラインの価格で仕入れる場合もあります。

③ 即金対応の安心感を提供しているから

買取では、査定額がそのまま即現金化される確実性があります。

仲介のように「売れるか分からない」「価格交渉で下がるかも」といった
不確定要素がなく、手間もかからず短期間で完結します。

この安心感とスピードを提供する代わりに、価格面では“割引”が入るイメージです。

✅よくある誤解とその整理

●「安く買い叩かれているのでは？」

→決して不当な価格ではなく、事業的な根拠のある査定です。
複数社の査定を比べてみると、ほぼ同じ価格帯になることも多いです。

●「仲介の方が絶対に得なのでは？」

→仲介は高く売れる可能性がある反面、「内見対応」「時間がかかる」
「価格交渉が入る」などの負担があります。

すぐに売りたい、確実に現金化したい方にとっては買取の方が
結果的に満足度が高いこともあります。

●「古い家だから安くされた？」

→築年数が古い家でも、立地や土地の形状、周辺環境によっては高く評価されることもあります。

単に古い＝安いとは限りませんので、誤解せずに複数社の意見を聞くことが大切です。

また、机上査定(簡易査定)では建築年数が経っている建物は
謄本上のデータで算出されるため、現状がリフォームなどで綺麗になっていたとしても、
建物に価値がつかないケースが多いです。

古い家でも改装やリフォームをしていて内装が綺麗だったり、
設備が新しい場合には、机上査定だけでなく訪問査定を利用するのがオススメです。

✅納得して売却を進めるためのポイント

✔ まずは仲介と買取の両方で査定してみる

比較してみることで、「自分の物件はどちらが向いているか」が明確になります。

✔ 信頼できる不動産会社に相談する

価格の根拠をきちんと説明してくれる会社を選びましょう。

査定額だけで判断せず、対応の丁寧さや誠実さも重視すべきポイントです。

✔ 売却目的やスケジュールを明確にする

「急いで現金化したい」「できるだけ高く売りたい」
「相続整理のために売却したい」など、目的によって最適な方法は変わります。

希望に合わせた提案をしてくれる会社に出会えると安心です。

✨まとめ｜安さの理由を知れば、選択肢が見えてくる

買取査定は、安い＝損 ではありません。

そこには明確な理由と仕組みがあり、売主にとってのメリットも確かに存在します。

「まずは今の価値を知りたい」という段階でも大丈夫です。

岐阜市で不動産の売却や買取をご検討の方は、
岐阜市のセンチュリー21フジ開発にお気軽にご相談ください！