カテゴリ:岐阜市の不動産売却 / 投稿日付:2025/07/04 10:21
こんにちは。岐阜市の不動産売却に強い
センチュリー21 フジ開発の上田です。
家を売却する時、「近所の家は〇〇万円だったから、うちも同じくらいで売れるはず」と考えるのは自然なことです。
ところが、いざ売り出してみると「なぜか思ったより安くなってしまった…」というケースは意外と多くあります。
実はそこには、価格設定の際に見落としがちな「落とし穴」が潜んでいることも。
今回は、なぜ近隣より安くなってしまうのか?その原因と対策について、わかりやすく解説していきます。

1. 最初の価格設定が高すぎた
売却活動のスタートでよくある落とし穴が、「とりあえず高めに売り出して様子を見よう」という価格設定です。
・最初は希望価格で売り出し
・内覧がほとんど入らない
・数ヶ月経過して市場で「売れ残り物件」と認識される
・結果的に大幅な値下げが必要に
・近隣相場より安く売却…
こうしたケースは非常に多いです。
適正な価格設定をして早期売却を狙ったほうが、結果的に高く売れることが多いのです。
2. 近隣物件との比較条件を見誤っている
「近所の家が高く売れたから、うちも同じくらいで売れるはず」と思っていませんか?
実は以下のような比較条件の違いが、価格差の原因になることもあります。
・土地の形状(整形地 or 変形地)
・接道状況(道路幅や方位)
・日当たりや眺望
・築年数・建物のメンテナンス状況
・リフォームの有無
・建築条件や用途地域の違い
表面上は似ていても、買主が見るポイントは非常に細かい部分にまで及びます。
きちんと比較分析してから価格設定を行うことが重要です。
3. 市場動向の変化を見逃していた
不動産市場は常に変化しています。
例えば、近隣の家が高く売れたときは市況が良かった時期だったものの、
自分が売却し始めた時期には市場が落ち着いていた…というケースもあります。
金利の動向
地域内の新築供給量
需要と供給のバランス
季節要因(買い手が動きやすい時期/動きにくい時期)
これらのタイミング要因を考慮せずに価格を決めてしまうと、
結果的に「近隣より安くならざるを得ない」という事態につながります。
4. 物件のマイナス要素が考慮不足だった
査定時や価格設定時に物件固有のマイナス要素が見落とされていた場合、
販売段階で発覚し、買主側からの値引き要請につながるケースがあります。
登記と現況のズレ
境界未確定や越境リスク
接道義務を満たしていない
建物の既存不適格
擁壁・傾斜地の特殊性
こうした法的・物理的な確認不足が「予定より安い価格」での売却につながる要因になります。
事前にしっかりチェックしておくことが重要です。
5. 査定の根拠を正しく理解していなかった
査定額は「目安」であり、成約価格が保証されるものではありません。
査定の前提条件(売却時期/売却方法)
査定書に含まれる注意事項
業者によって査定スタンスに差がある
こうしたことを理解せず「うちもこの価格で売れるはず」と思い込むと、
結果的に近隣との価格差に対する納得感を得られないこともあります。
➡ 査定の正しい見方・活用法を理解することが大切です。
まとめ|価格設定は「慎重さ」と「情報の正確さ」がカギ
家が近隣より安くなってしまう背景には、価格設定や査定時の落とし穴が多く潜んでいます。
正しい価格設定
比較条件の把握
市場タイミングの見極め
マイナス要素の洗い出し
査定の正しい理解
これらを押さえることで、納得感のある価格設定と売却が実現できます。
センチュリー21 フジ開発では、査定の根拠や価格設定の考え方も丁寧にご説明しております。
「うちの場合はどうなるのか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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